“人が好き”を仕事にする「福井県エリア・人材マッチングコーディネーター」募集

【活動内容】

《プレイヤーの発掘と関係づくり》 県内外のまちや企業、団体、個人のもとを訪ね、人や地域の魅力、思いを聞くことからスタートします。 地域の課題に関わってみたい人材やプレイヤーを見つけたら、その方々の得意分野や関心を丁寧にヒアリング。 会話を通じて信頼関係を築きながら、ネットワークを広げていきます。

《地域に足を運び、課題や声を拾う》 福井県内17の市町それぞれに顔を出し、自治体職員や地域で活動する方々と話を重ねます。 地域のイベントや集まりに顔を出しながら、実際にどんな課題があるのか、どんな可能性が眠っているのかを肌で感じてもらいます。

《マッチングのサポート》 出会った人と地域の双方にとって心地よい関係をつくるサポートをします。 単なる紹介にとどまらず、「この人なら、あの地域でこんな役割を果たせるかも」といった視点で、人と地域の間に信頼あるマッチングにつなげます。 うまくいけば、プロジェクトとして実装し、一緒に形にしていくところまで関わります。

《仕組みづくりと制度の提案》 その場かぎりの出会いで終わらせず、人と地域が継続して関われるような仕組みづくりにも挑戦します。 例えば、地元企業と都市部企業の人材交流を促す仕組みを考えたり、継続的に伴走できる中間支援組織のアイデアを練ったり。 仕組みや制度の裏側からも、関係づくりを支えます。

【活動の進め方】

活動の拠点は、福井県庁の「新幹線・交通まちづくり局新幹線政策連携室」となりますが、実際の舞台は県内各地の現場。 オフィスにこもるよりも、むしろ外に出て、現場の空気を感じながら人と関係を育んでいく毎日になると思います。 ときには地域の方とカフェで語り合ったり、地域イベントのお手伝いをしながら信頼関係を築いていく、そんな“顔の見える関係”を築いていきましょう。

また、首都圏などにいる人材との打ち合わせや相談には、Zoomなどオンラインツールを活用します。 必要に応じて東京・大阪方面への出張もあります。地域の声を聞きながら都市部の人材とも対話を重ね、両者の橋渡し役となっていただきます。

スケジュールや働き方には柔軟性があり、自分の裁量で動ける余地が多いポジションです。 現場と外部のあいだを行き来しながら、地域にとっての「伴走者」として活動を深めていく役割です。

【期待する成果】

活動を通して、地域内外の人材が連携して生まれるプロジェクトがいくつも立ち上がることを期待しています。 単なるマッチングではなく、現地に必要な専門性やスキルが届けられ、結果的に地域プレイヤーの挑戦が加速すること。 さらに、その関係が一過性のものではなく継続的なものになるよう、制度や仕組みとして根づくことを目指してください！

【活動のやりがい】

一番の魅力は、地域の挑戦者や団体が、思いを形にできる瞬間に立ち会えること。 地域プレイヤーが「一歩踏み出せた」と感じる瞬間に立ち会うことができ、誰かの背中を押す力になることがやりがいにつながります。 また、これまでの人脈や経験を活かして地域社会に貢献できる充実感もあります。

【活動で大変なところ】

人材マッチングには「正解」がありません。 そのため、地域側の状況や、マッチングする人の思いを丁寧に汲み取り柔軟に考える必要があります。 双方にとって意味のある関係をつくるには、根気強さと繊細な調整力が求められます。 また、信頼関係が構築されるまでは成果が見えにくく、地道な活動の積み重ねが必要です。 それでも、粘り強く取り組むことでしか見えない景色があります。

【活動によって得られるノウハウ】

《相手の思いを引き出すコミュニケーション力》 
ただ話すのではなく、相手の立場や気持ちを想像しながら話を聞く力が自然と身についていきます。 信頼関係を築くことの大切さも、日々の中で実感できます。

《プロジェクトを立ち上げる企画力と提案力
》 人と地域をつなぐなかで、「こんな取り組みがあれば、もっと面白くなるかも」というアイデアが湧いてきます。 それをどう形にしていくかを考える経験が積めます。

《地域の現場で動く力とネットワーク》 
現地に足を運び、いろんな人と出会い、地域の空気を感じることで、机の上では得られない現場感覚が養われます。そして全国各地の“面白い人たち”とのつながりも広がります。

《人と人をつなぐ視点とチームづくりの工夫
》 「この人とこの地域が出会ったら、何が生まれるだろう？」と想像しながら、関係をつくっていく。 そんな関係づくりの力や、多様な人とチームをつくるコツも学べます。

この仕事を通じて得られるものは、スキルだけではありません。人と人をつなぎ、まちの未来に関わる体験そのものが、大きな学びになるはずです。 【受け入れ体制・環境】 ＼担当の木林が全力でサポートします！／

こんにちは！新幹線政策連携室の木林達也です。 「福井県 エリア・人材マッチングコーディネーター」は、福井に関する基本的な知識を持っていることにこしたことはありません。 例えば福井出身（Uターン）、もしくは福井での勤務経験があるなど、 福井県内に人脈を持っている方はスムーズに仕事に取り組めると思います。

もちろん、はじめて福井を訪れた方も大丈夫！ まずは地域を歩き、人の話に耳を傾けることから始めていきましょう。 私も一緒に同行し、スムーズに独り立ちできるようサポートしていきますので安心してくださいね。

【地域おこし協力隊3年間のロードマップ】

《1年目は“出会い”がテーマ！》 まずは県外の人や企業にたくさん会いに行き、福井で活躍したいと思ってくれる人たちを見つけていきましょう。 そんな人たちを福井に招くイベントの企画もあなたの役目です。

同時に、県庁の職員や市町の担当者、地域で活動している人たちとじっくり話し合い、どんな課題があるのか、どんな場所で新しいことができそうかを探っていきます。 その中で出会った人たちと地域をつなげて、少しずつプロジェクトを形にしていくことも始まります。

また、活動の様子や地域の魅力はSNSなどを使って発信！ 他県の取り組みや補助金制度なども調べながら、福井に合った新しい仕組みづくりのヒントを集めていきます。

《2～3年目は“つなぐ”と“育てる”がキーワード！》 1年目で築いた人とのつながりをもとに、地域と人材のマッチングを本格的に進めていきます。 実際にプロジェクトを動かしながら、地域と人の関係を深めていきましょう。

あなたは、あくまで“裏方”としてそっと背中を押す存在です。 人と地域のあいだに立って、それぞれの気持ちを丁寧にくみ取りながら、プロジェクトがうまく回るようサポートしていきます。

また、仕組み化に向けたチャレンジも加速します。 人材交流や連携がもっとスムーズになるように、モデル事業を立ち上げたり、ルールや流れを整えていくことにも挑戦していきます。